今回は、異世界BL作品を紹介します。

「異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。」
「異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。」
(漫画/無々、原作/白玉、キャラクター原案/北沢きょう)
乙女ゲームの世界に伯爵家長男として転生した王立学院3年のアルフレッド・ラグワースは、すべてが中の上という恵まれた環境に満足していた。このままシナリオと無関係に平穏なモブ人生を歩むはずが、ある日ゲームの攻略対象者で年下の美形宰相子息ギルバート・ランネイルと出会ってしまう。
学院の秘密の隠れ家で二人で過ごすうち、氷の貴公子と名高い彼を無自覚に溺愛していき―――!?
(カドコミ「異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。」作品紹介より)
わたし、はっちゃんは、この作品の原作が大好きなんです!
大好きだから、何回も読み返している作品です。
主人公の転生者アルフレッド・ラグワースが、とにかくスパダリです!
かっこいい、優しい、勉強もできる、仕事もできる。
家臣からは信頼が厚く、とても愛されている!
前世、日本人の記憶に悩まされることもありながら、
七合目モブだからと、この世界を普通に生きているアルバート。
それが、ギルバートに出会ってから、普通ではいられなくなっていくのです。
ギルバートを無自覚に溺愛していく様子は、たまりません。
ギルバートのためならば、なんだってやります。
原作では二人の出会いからスタートした第一部が終わり、
第二部が始まったところですが、しばらく更新がお休みしています。
第二部のプロローグに、アルフレッドに起こる不穏な未来が描かれていて、
憔悴したギルバートの様子に、涙が…。
そんな辛い未来も、アルフレッドはギルバートのために乗り越えていくよね?
と祈りつつ、更新を待っていたところに、
「カドコミ」から新作のお知らせが届いてびっくり!?
「異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。」のコミカライズ!!
コミカライズされていたとは、知らなかった!
「コミックシーモア」で先行連載されていたのですね。
それが2025年4月17日に、「カドコミ」で連載スタートしたようです。
コミックス第1巻が2025年5月1日に発売、ということで、とても嬉しいのです。
まだ第1話しか読んでいませんが、
大好きな作品だから、最終話まで連載を続けてほしいと祈っています!
よろしくお願いします。
ギルバートは攻略対象者?
アルフレッドが転生したこの世界は、剣と魔法のサウジリア王国。
王様、貴族がいる身分制度のある国です。
アルフレッドはラグワーズ伯爵家の嫡男・17歳です。
ギルバートは、ランネイル侯爵家の嫡男・15歳。
アルフレッドとギルバートの出会いは、王立学院高等部の入学式の日。
アルフレッドは先輩から引き継いだ、学院内にある隠れ家で水槽の手入れをしていました。
そこへ突然扉を開けて入ってきたのが新入生のギルバートくん。
隠匿魔法がかかっていることに気づいて、力任せに入ってきたというギルバートは、
隠れ家に興味津々。
アルフレッドから、隠れ家の後継者に任命されて戸惑いますが、
この隠れ家が、ギルバートくんの心身を癒やす場となっていくのです。
第一王子殿下の側近候補として殿下の側にいるギルバートですが、
殿下が山猿のような男爵令嬢に熱を上げ、大迷惑を被っているというのです。
どこかで聞いたことのあるようなお話…
アルフレッドは、この世界は乙女ゲームの世界だったようだ、と気づきます。
ヒロインの男爵令嬢は逆ハーレムエンドを狙っているようで、
第一王子殿下だけでなく、他の攻略対象者とのイベントをこなすため、
勉強はそっちのけで、走り回っている様子。
そんな男爵令嬢にギルバートまでも纏わりつかれ、
殿下から理不尽な命令があり、
ストレス解消のため、隠れ家で甘いお菓子を食べ、アルフレッドに愚痴を聞いてもらう、
ということがギルバートの日常となるのです。
そう、ギルバートは攻略対象者だったようです。
アルフレッドは、ギルバートに同情しながらも、
自分は関わることはないだろう、と傍観していました。
ですが、殿下とヒロインのせいで、ギルバートくんが理不尽な目に合っていると知ったとき、
アルフレッドに怒りの炎が燃え上がります!!
アルフレッドも自覚のないうちに、大切な存在になっていたギルバートくん。
アルフレッドは、危険なヒロインからギルバートくんを守ることができるのか?
二人の関係から、目が離せません!!
原作を読むと、もっと楽しめるはずです。
「異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。」の原作を読んでいると、
貴族の会話や所作などがとても詳しく文章で描かれています。
ラグワース伯爵家とランネイル侯爵家、王族との関わり、平民との距離感など、
アルフレッドの対応力に感心します。
ほとんどがアルフレッド目線で描かれていますが、
時々入る、令嬢目線のお話も楽しめます。
令嬢目線はコミカライズにも、ありそうですね。
アルフレッドが異世界転生者である、ということも物語では重要な要素となっています。
日本人だったときの記憶や、
日本の現在の様子なども登場しています。
アルフレッドと、日本人だった記憶、何故亡くなって乙女ゲームに転生したのか?
複雑に絡み合っていて、どうなるのか気になってしまうので、
何回も読み直してしまうのでしょうか?
「異世界転生したけど、七号目モブだったので普通に生きる。」は、
コミックシーモアで先行配信中。
2025年4月現在で第9話まで掲載されています。
コミックスは、2025年5月1日発売予定。
原作ノベルは、第4巻まで発売中です。
原作ノベルの表紙を見ていると、二人の関係が少しずつ進んでいることが分かります。
超オススメのBL作品です。
コミカライズも、原作ノベルも、ぜひ、読んでみてください!
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