今回は、ピッコマで連載中の作品を紹介します。

「暴君様を捨てたことなんてありません」
「暴君様を捨てたことなんてありません」
(作家/Soon Moo、Walrunoon、GomMun)

歩道橋で足を踏み外した私は、小説の主人公「ティエリー」に殺される意地悪なメイド「ラリー」に憑依してしまった。何とか死を免れるために誠心誠意尽くした甲斐あって、彼は穏やかで優しい子に育ってくれた…。と思ったのに、私は何者かに命を奪われてしまう―――。
「王女様がお目覚めになりました!」目が覚めるとそこは7年後の世界…しかも今度は王女様!?
「戦争を避けたければ、王女をよこせ」いつしか暴君になってしまったティエリーが突然攻め込んできて私を自国へ連れ帰ると言ってきた!
ラリー殺した犯人と二度目の憑依、ティエリーが闇落ちした真相は明らかになるのか?
(ピッコマアプリ「暴君様を捨てたことなんてありません」作品詳細文より)
「暴君様を捨てたことなんてありません」は、ピッコマのフルカラーSMARTOONです。
美しいカラーイラストで宮殿や魔法が描かれています。
登場人物たちも、美しいです。
メイドのラリーに転生した主人公は、ティエリーに殺される未来から免れるため、
ティエリーに愛情を持って接します。
そのおかげで、ティエリーから慕われ、「ずっと一緒にいてね」と懇願されるほどに。
しかし、ラリーは突然何者かによって殺されてしまい、
ティエリーの前から姿を消すことになってしまいます。
目が冷めた主人公は、長い間眠りについていた異国の王女・アリシアに転生します。
そこに攻め込んできたのは、愛情を込めてお世話していたティエリーでした。
暴君となってしまったティエリーから、戦争回避の条件として提示されたのは、
アリシアを自国へと連れ帰ること。
アリシアは、祖国を守るためティエリーと共に行くことを決めます。
そしてラリーが殺された理由や、ティエリーが暴君となってしまった原因は探るため、
ティエリーの王宮で過ごすこととなるのです。
ティエリーは幼い頃、とても可愛い男の子です。
成長して暴君として現れると、黒髪に赤い瞳の超イケメンになっています。
王女・アリシアは長く美しい金髪の可愛らしい女性です。
ティエリーに、自分はラリーだと言い出せないまま、共に過ごすことになります。
ティエリーも、アリシアになぜかラリーの面影を感じ、悩んでいます。
ラリーが殺された理由は?
アリシアはティエリーに本当のことを打ち明けられるのか?
二人に訪れる脅威を払いのけることができるのか?
気になることがいっぱいで、続きが気になって、サクサク読めてしまいます。
とてもおもしろい作品です。
ぜひ、読んでみてください。
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