『生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい』
『生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい』(全2巻)
(原作/のの原兎太、漫画/溝口ぐる、キャラクター原案/ox)
エンダルジア王国は『魔の森』のスタンピードによって滅亡しました。
錬金術師の少女・マリエラは『仮死の魔法陣』を使い生き延びたものの、「うっかり」で眠り続けてしまい、目覚めたのは、200年後!?
そこは錬金術師が死に絶え、ポーションが高級品と化した別世界でした。
迷宮都市で唯一の錬金術師になってしまった少女・マリエラは
ほのぼのスローライフを送ることができるのか?
今回紹介する作品は、錬金術師である少女マリエラの、迷宮都市での生活を描いた作品です。
スタンピード(魔物の暴走)から「仮死の魔法陣」を使って生き延びたマリエラ。
もともと森に住んでいたマリエラですが、周辺の変わりように、自分がどれほど眠っていたのか不安を覚えます。
防衛都市へポーションを売りに行く道中、森の中で魔物に襲われていた黒鉄輸送隊と出会います。
彼らはマリエラの所持しているポーションを金貨1枚で買う、言います。
それは、以前取引していた200倍の金額でした。
黒鉄輸送隊の荷馬車に乗せてもらい、リンクスという細目の青年と話をします。
マリエラの知る「防衛都市」はすでに無く、彼らが向かっているのは「迷宮都市」であること。
スタンピードが起こったのは、200年前であることを知るのでした。
黒鉄輸送隊とはその後、ポーション販売の契約を結ぶことになります。
酒と女に弱いダメな大人・隊長ディック、
慎重で気遣いの人・副隊長マルロウ、
親切で陰ながら守ってくれている斥候のリンクス・・・
彼らが信頼できる人たちで本当に良かったです。もし悪人だったらと思うとゾッとします。
マリエラは迷宮都市で、奴隷を買います。
ジークは片目を無くし、手も足も悪い犯罪奴隷。
マリエラは、ジークの目を見て、きっとそんなに悪い人じゃないと感じていました。
マリエラは錬金術でポーションを作り、ジークの手足の怪我を治します。
マリエラはジークとともに、薬屋の開店を目指します。
錬金術師が死に絶えてしまった迷宮都市で、たった1人の錬金術師の少女マリエラ。
錬金術師であることを隠し、貴重なポーションを黒鉄輸送隊に託します。
ジークと共に、マリエラは静かな暮らしを続けて行くことができるのか・・・
『生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい〜輪環の魔法薬〜』
『生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい〜輪環の魔法薬〜』
(原作/のの原兎太、漫画/小原彩、キャラクター原案/ox)
こちらは、先に紹介した『生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい』の続編です。
漫画家さんが交替されたようです。
薬屋を開店したマリエラとジークの生活を描いています。
1巻ではマリエラがポーションを錬成しているところを
黒鉄輸送隊副隊長のマルロウさんに目撃されてしまいます!
実はディック隊長は薄々感付いていました。
「街で静かに暮らしたい」というマリエラの願いを、2人は守ろうとしてくれます。
1巻では、200年前、筆頭錬金術師だった家系アグウィナス家の令嬢で薬師の
キャロラインとの出会いがあります。
アグウィナス家の薬に関しては不穏な噂があるようで・・・
今後どのように関わっていくのか、トラブルに巻き込まれそうな予感がします。
マリエラが静かに暮らすことができればいいのですが・・・
続きはComic Walkerで
『生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい〜輪環の魔法薬〜』はコミックス1巻が発売中。
最新話は、KADOKAWAの無料漫画サイトComicWalkerで読めます。
掲載期間が終わると読めなくなりますのでご注意ください。
ピッコマアプリでも途中まで無料で読めますので、ぜひ、読んでみてください。
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