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「マリエル・クララックの婚約」をおすすめします

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今回は、一迅社コミックゼロサム、ゼロサムオンラインなどで読める作品です。

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「マリエル・クララックの婚約」

「マリエル・クララックの婚約」

原作/椿春花、漫画/アラスカぱん、キャラクター原案/まろ

主人公は子爵家の令嬢 マリエル・クララック。18歳。

地味で目立たないマリエルには、ある秘密があります。

マリエルは貴族の令嬢でありながら、

アニエス・ヴィヴィエの名で、ロマンス小説家として活動していました。


貴族の令嬢として夜会に参加しますが、

マリエルは、地味で目立たない装いででかけます。

その目的は1つ!

夜会に訪れる人々の噂話をこっそり聞き、恋愛模様を眺め、

さらに令嬢たちの嫌がらせや集団イビリを体験!?して

楽しむことでした。

このネタでロマンス小説を書くのです。

他の令嬢たちが、出会いを求める夜会は、マリエルにとってはネタの宝庫。


そんな地味で目立たないマリエルに、求婚する人物が現れます。


伯爵家長男 シメオン・フロベール。27歳。

近衛騎士団副団長。王太子の幼馴染。容姿端麗。令嬢たちの憧れの的。

マリエルは、残念令嬢である自分に、

なぜシメオンが求婚してきたのか、不思議でならないのでした。


マリエルの萌え

マリエルは子供の頃から、ちょっと変わっていました。

お気に入りの絵本に登場する、強くてかっこいい王子様が大好きだったマリエル。

その王子様の絵に落書きをします。

なんと、鞭を持たせたのです。

お父様は、そんなマリエルが心配でした。


18歳になったマリエルの前に、憧れていた王子様のような男性が現れます。

近衛騎士団副団長のシメオン様。

「私と結婚してください」

その言葉も聞こえなくなるほど、マリエルの脳内は爆発寸前でした。

「萌えーーー!!」

上品なのに鋭い眼差し、王子様のような美貌に騎士の逞しさ、さらに策士系!?

シメオン様はマリエルの好物てんこ盛りの男性だったのです。

ここに鞭が加われば・・・マリエルの妄想は止まりません。


婚約後の夜会では、令嬢たちからシメオン様にふさわしくないと嫌味を囁かれ、

化粧室に閉じ込められるという嫌がらせまで受けます・・・が、

マリエルはそれさえも楽しんでしまうのです。

そして帰ったら、夜会での出来事を忘れないうちに急いでメモします。

ロマンス小説を書くことは、マリエルの生きる糧。

書くことは止められない。

だから、シメオン様にはバレないように、

気をつけて書き続けると決めます。


マリエルの脳内の「萌え」とても面白いです。

いつもは地味で大人しいマリエルですが、

「萌え」を見つけたときの脳内は大騒ぎで、

家族の前では、萌えポイントを語り尽くしています。

ネタ集め、ロマンス小説を書いているときのマリエルは活き活きとしています。

ミニキャラ化して、瞳がランランと輝いているマリエル。

かわいいです。

ロマンス小説家「アニエス・ヴィヴィエ」の作品は、とても人気があります。

貴族の令嬢が書いているとは誰も思わないでしょう。

アニエス・ヴィヴィエの作品、ぜひ読んでみたいです。


マリエルは、シメオン様にこの秘密を隠し通せるのでしょうか?


シメオン様の本音は?

シメオン・フロベール、近衛騎士団では鬼の副団長と呼ばれています。

シメオン様は、なぜ、マリエルに求婚することになったのでしょうか。


実はシメオン様、かなり前からマリエルのことを認識していました。

とある夜会で、令嬢たちから集団イビリされているマリエルを見かけたのです。

後ろ姿からは泣いているように見えたマリエル。

ですが、令嬢たちからの罵りに、ゾクゾクするほど感激していたのです。

親友のジュリエンヌに、興奮して萌えを語るマリエルの姿に、

こんな令嬢がいるのか、と衝撃を受けます。

その後、目立たないばずのマリエルが、よく目につくようになります。

マリエルの夜会での行動が気になって仕方ありません。

母から、女心を勉強しろと渡されたアニエス・ヴィヴィエのロマンス小説を読み、

あのときの集団イビリ!?と目を疑います。


そう、シメオン様は、マリエルの全てを知っていて結婚を申し込んでいたのです。

シメオン様は、どうしてこんなに変わったマリエルに求婚したのでしょうか?

マリエルとシメオン様の婚約はトラブル続き!?

マリエルは、シメオンが自分に求婚したのには、何か特別な理由があるはずだ、

と考えます。

自分のような地味で目立たない子爵令嬢に、

令嬢たちの憧れの的であるシメオン様が求婚するなんて・・・と。

だから、シメオン様から好かれているとは、全く思っていません。

そういう理由から、マリエルとシメオン様の間では、

誤解、勘違い、そしてすれ違いが幾度となく生じます。


王太子殿下が言うには、シメオン様は、27歳の思春期男。

婚約してからのマリエルの態度に、ずっとモヤモヤしています。

その理由は?

シメオン様がはっきり言わないせいで、

マリエルは婚約を破棄しようとしたりします。


シメオン様が近衛騎士だからか、

ふたりは何度もトラブルに巻き込まれます。

それはもう、何度もです。

2023年5月現在、ゼロサムオンラインでは、

ふたりの結婚式前日が描かれていますが、

それはもう、大変なトラブルに巻き込まれてしまっています。

ふたりは無事に、結婚式を迎えることができるのでしょうか?


ドタバタラブコメディです。

王太子殿下の恋のお話も、気になります。

王太子殿下にも、幸せを!!

「マリエル・クララックの婚約」は、2023年5月現在、

コミックス第7巻まで発売中です。

原作ノベルもシリーズ10巻まで発売中。

面白いので、おすすめです。

ぜひ、読んでみて下さい。



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