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「二番手の女」をおすすめします

恋愛

今回は、「Palcy」で読める作品を紹介します。

パルシィ
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「二番手の女 歌姫としての誇りを胸に、最後のご奉公をいたします」

「二番手の女 歌姫としての誇りを胸に、最後のご奉公をいたします」

  (原作/大菊小菊、漫画/松葉サトル)

アリエッティは、歌姫の頂点「巫女姫」を目指すも、あえなく落選。そして、美貌の辺境伯・ヨシュアとの縁談がくるも、いきなり破断。散々な目にあったアリエッティは、その辺境に神官としての派遣を命じられてしまいます。縁談が断られたというのに…!?スローライフ異世界歌劇、辺境にて開幕!!

(まんがアプリ「Palcy」 「二番手の女 歌姫としての誇りを胸に、最後のご奉公をいたします」作品詳細より)

主人公はアリエッティ。

歌姫の最高峰、「巫女姫」になることを目標に励んできましたが、

結果は落選―――。

さらに、神官長が勧めてくれた辺境伯との縁談を、断られてしまいます。

その理由は、

辺境伯が、「巫女姫」に選ばれたアリシアを結婚相手に望んだため・・・。

その上、縁談を断られた辺境の領地で、神官を務めることになります。

アリシアの「巫女姫」の任期が終了し、嫁いでくるまでの5年間です。

ここは、女神が作った世界。

女神は人間が笑い、喜び、歌うことを愛でるために世界を作った。

女神を讃え、豊穣の恵みに感謝するため、歌姫たちは歌を捧げる。

歌や音楽を忘れた土地には災いが訪れる、と言われています。

音楽を愛するアリエッティは、神官長や先輩歌姫からも認められる存在。

ピアノやバイオリンなどの楽器の演奏も素晴らしいし、

作曲や編曲までこなします。


アリエッティが派遣されたカービング領は、音楽を忘れた土地でした。

音楽を楽しむことを許されるのは貴族だけ。領民は歌うこともできません。

着任したアリエッティに、城の責任者から向けられる冷淡な態度。

歓迎されず、楽器もない・・・。

怒ったアリエッティはひとり、ピアノのあるエチュア神殿で寝泊まりすることに。

アリエッティは、まずはカービング領の騎士たちと共に、

カービング領に音楽を取り戻すため、奮闘を始めます。

音楽を愛するアリエッティ

アリエッティは、家族と疎遠です。

辺境伯との結婚が破談となり、父からは

用意していた持参金で自由に生きろと突き放されます。

実家には戻ってくるな、という意味です。

巫女姫になれず、花嫁にもなれず、家族からも愛されない、

誰かに、なにかに選ばれたかった―――悲しみの中、

アリエッティは涙を流しながら悲恋の戯曲をピアノで演奏します。

演奏が終わった時、

いい演奏ができた、とふっと微笑みます。

まだ笑える、私には音楽があると、アリエッティは前を向くのです。


カービング領で理不尽な対応をされても、

アリエッティはへこたれません。

騎士たちや領民たちと、楽器を演奏したり、歌を歌ったり。

少しずつ、カービング領に音楽が浸透していきます。

王都から辺境伯ヨシュアがカービング領に帰郷すると、

アリエッティに失礼な態度を取っていた領主代理は城から追い出され、

本来、与えられるはずだった待遇が与えられます。


騎士たちと、春の日の祭りで行った行進曲での、行進しながらの演奏は、

領民たちに大好評!

「花の歌」の大合唱は、カービングに歌が戻った最高の場面です。


カービング領には、アリエッティに傲慢な態度を隠さない貴族もいて、

嫌な思いをすることも…。

それでも、仲良くなった騎士や領民たちを想い、アリエッティは頑張ります。

神官長や歌姫の友達から、王都に「帰っておいで」と声をかけられています。

田舎暮らしも自分に向いている、と感じ始めているアリエッティは・・・。


アリエッティと辺境伯ヨシュア様

アリエッティとの縁談を断っておいて、

「花嫁ではなく神官として領へ来てほしい」

なんて、言えます???

「巫女姫」に選ばれたアリシアと婚約しておいて???

アリエッティ側でみると、ヨシュア様の第一印象、最悪です。

王都のカービング家の対応、カービング領の城での対応も最低で、

アリエッティ、こんな所に来て大丈夫なのかと心配でした。

でも、アリエッティ強い。

第1話で泣き崩れていたアリエッティですが、

自分の務めだからと立ち向かいます。


ヨシュア様、すごく紳士です。

貴族ですが、アリエッティに失礼があれば頭を下げることも厭いません。

顔はイケメンで、優しい男性。

こんな人が領主なのに、なぜ、領主代理はあんな人だったの?

ヨシュア様は、「巫女姫」のアリシアと婚約しています。

アリシアの美しさと歌声に惚れたらしいです。

アリシアは、あまり登場しませんが、噂話でよく登場します。

男性に囲まれて夜会にはよく現れるけれど、

「巫女姫」としての仕事を真面目にしていない様子。

それを許している神殿、どうなの??

ヨシュア様と一緒のときは、ベタベタくっついていて、あまりいい印象はありません。

「巫女姫」の任期は5年。

5年後、任期を終えたアリシアがカービング領に嫁いでくるとき、

アリエッティはまだ、カービングにいるでしょうか・・・。

ストーリーが進むと、アリエッティとヨシュア様は、

気安く接することができるようになっていきます。

だけど、ヨシュア様にはアリシアがいるから、アリエッティとは恋愛には発展しない?

2人の関係がどうなるのか、楽しみですが、

アリエッティが、王都に帰り、音楽で活躍する姿も見てみたいです。

アリエッティは、どんな選択をするのでしょうか?


「二番手の女 歌姫としての誇りを胸に、最後のご奉公をいたします」は、

漫画アプリ「Palcy」で連載中です。

2024年2月現在では、チケットを使って、全話無料で読めます。

コミックスは、2巻まで発売中。

音楽でカービング領を変えていく、アリエッティのお話を、ぜひ、読んでみてください。


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