今回は、講談社の漫画アプリ「Palcy」で連載中の作品を紹介します。
「王子、婚約破棄したのはそちらなので、恐い顔でこっちにらまないでください。」
「王子、婚約破棄したのはそちらなので、怖い顔でこっちにらまないでください。」
(原作/真曽木トウル、漫画/三枝えま、キャラクター原案/足立いまる)
私の婚約者だった王子は、隣国の王女と結婚するため、皆の前で私に婚約破棄を突きつけた。私情を押さえ込み、私は、婚約破棄を受け入れると返事をした。そのとき。
「ハイ、じゃあ、オレ、平民ですけど新しい婚約者に立候補します!!」という声が。乱入してきたのは、物語から抜け出してきたかと思うほどめちゃくちゃ好みの男子だった…!
(Palcy「 王子、婚約破棄したのはそちらなので、恐い顔でこっちにらまないでください。」作品詳細より)
この作品の主人公は、テイレシア・バシレウス・クラウン(18)。
公爵令嬢であり、ベネディクト王国の王太子・アトラス殿下の婚約者です。
婚約者であるアトラス殿下の誕生日パーティーの最中、唐突にその時が来ました。
お祝いムードの中、急に始まった、アトラス殿下の演劇・・・?
それは、真実の愛に出会ってしまったので、テイレシアとの婚約を解消したい、
という主張でした。
つまり、他に好きな人が出来たから、お前とは結婚しないということ。
2人の結婚式まで、あと4ヶ月というこの次期に。
アトラス殿下のお相手は、留学生で隣国の王女・エオリアです。
親を亡くし、後ろ盾のないテイレシアと婚姻を結ぶより、
エオリア王女と結婚したほうが国益が大きいのだろうと
テイレシアは冷静に判断します。
元より、アトラス殿下に愛情の欠片もなかったテイレシアは、
静かに、婚約解消を受け入れると返答します。
このあと、エオリア王女に求婚するんでしょう…
と冷めた目で2人を見つめていたテイレシアに、思ってもみない展開が訪れます!!
「はい!じゃあオレ!平民ですけど新しい婚約者に立候補します!!」
婚約破棄を言い渡されたばかりのテイレシアに、
求婚者が現れたのです(^o^)
求婚者 ヴィクター・エルドレット
テイレシアに求婚してきたのは、ヴィクター・エルドレット。
学園の紳士部1年 ヴィクター・エルドレット。
本人が言った通り、平民です。
ヴィクターは、王国屈指の豪商エルドレット商会の当主の次男です。
昨年、15歳だったヴィクターが、
「ゼルハン島事変」という敵国から攻撃を受けた事件で、
商会の船を使い、1500名以上の国民を守り避難させたという功績があり、
18歳になれば爵位を授与されるとのこと。
その功績により、平民でありながら貴族の通う学園に編入出来たのです。
そして、ヴィクターは、ずっとテイレシアのファンだったというのです。
それは、テイレシアの黒歴史だったのですが…。
一方のテイレシアは、アトラス殿下には愛情もなく、婚約解消には未練なし。
それより、突然求婚してきたヴィクターが、
大好きな物語のキャラが本から抜け出してきたようなビジュアル!
そう、ヴィクターはテイレシアの好みど真ん中のイケメンだったのです!!
ヴィクターは、テイレシアのファンだったので、学園でも遠くから見守っていたようです。
アトラス殿下の婚約者だったので、諦めていましたが、
婚約破棄の現場に居合わせて、我慢できずにテイレシアの前に飛び出してしまったのです。
それは、非常識で、不敬な行動だったかもしれませんが、
テイレシアを救うこととなったのです。
一方、アトラス殿下は?
テイレシアとの婚約を破棄し、エオリア王女に求婚するはずが、
突如現れたヴィクターがテイレシアに求婚したことで、
主役をかっさらわれてしまったアトラス殿下。
翌日の新聞も、ヴィクターとテイレシアの記事で賑わっていました。
思惑の外れたアトラス。
そして何故か、テイレシアに近づこうとしてくるのです。
しかしテイレシアは、ヴィクターに守られていて、声をかけることもままなりません。
アトラスは、一体、何を考えているのでしょうか??
テイレシアとヴィクターのお付き合い
テイレシアとヴィクターのお付き合いが始まります。
初めてのデートにテイレシアはワクワク、ドキドキ!
ヴィクターは好みど真ん中ですし、読書好きという共通点もあります。
ヴィクターは手入れシアが大好きなので、
惜しみなく好意を口にし、優しく、とても強いです。
この世界、魔法もあるのですが、
ヴィクターはアトラスからテイレシアを守るため、魔法を惜しまず駆使します。
とにかく、テイレシアは可愛い。
ヴィクターがかっこいい。
どんどん仲良くなっていく2人を、見守るのが楽しいです。
アトラス殿下、早く退場してほしいですね。
「王子、婚約破棄したのはそちらなので、恐い顔でこっちにらまないでください。」は、
漫画アプリ「Palcy」で連載中です。
Pixivコミックでも読めます。
2024年5月現在で、コミックス第1巻が発売中です。
原作小説も発売中です。
とても面白い作品です。
ぜひ、読んでみてください。
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